お知らせ

令和5年 9月11日(月) 造園科2年生『はじめての樹木診断』

 

 樹木医の古谷先生ご指導のもと、造園科2年生全員で樹木診断の実習を行いました。

 まず教室で資料をもとに樹木診断方法の講義を受けた後に、実際に本校の正門付近にある大きなクスノキの簡単なカルテ作りをしました。

 メジャーを使って幹周の測定、樹の高さの測定、ハンマーで叩いて空洞の有無の確認、目視で枯れ枝や病害虫が確認できるかどうか、傾きやぐらつきがあるか、など、さまざま項目について調査し記録しました。本来はもっと項目が多いそうです。調査の結果、本校のクスノキは上の方の葉が小さく、やや衰退気味であることが分かりました。

 樹木にとって適切な措置を行うためにはきちんとした観察・記録が大事です。次回は、今回の記録をもとにクスノキの土壌改良を行っていきます。